トレッキング記

2011年12月17日

秩父丸山(960m)
  場所:埼玉県秩父郡
  最寄駅:西武秩父鉄道芦ヶ久保駅

登山の背景
前回筑波山に登った後、自分の装備の余りのしょぼさに、ザックだけを
アメ横でとにかく安く買いました。それを使わなければというのが今回の
きっかけです。しかし値段とデザインだけで決めてしまい、先ずこれが失敗
でした。。ということで先にその装備の話をしますと、当時アメ横で某メーカーの
30Lザックを値引きで9千円で購入。今考えればネットではもっと安いところが
あったのかもしれません。。
何が失敗だったかというと、先ず胸板だが脂肪板だか分りませんが、体の
厚みがありすぎて(要はデブっていてということです)、荷を入れるとチェスト
ストラップが締まりません・・・。これは登ってから気づきましたので、皆さん
きちんとストラップ類は締めてからザックは購入しましょう。。。
今考えれば女性に人気ですよ!と言われていた、すこし派手目のザックだった
ので女性向けだったのかもしれません。。そんなこんなで本題です。
何故ザックを帰って秩父丸山を選んだかというと、元々丹沢の塔ノ岳に行く予定
でしたがヤマレコを見たところ積雪とのことで、L-Breathにあったマップと時間、
交通費を考えて秩父丸山を選択しました。

交通手段:最寄駅〜池袋〜芦ヶ久保
土曜日に行きましたので、池袋から西武池袋線で芦ヶ久保まで乗り換え無しで
行けました。平日は飯能にて乗り換えが必要な様でした。

登山ルート:10時15分頃芦ヶ久保駅→12:30頃丸山山頂→休憩→道迷
        →14:00頃大野峠→15時赤谷・芦ヶ久保→横瀬(温泉)
       注)道に迷ってます!ルートを確認し気をつけてください!!
ということで何とか早起きに成功し10時過ぎに芦ヶ久保駅に到着。池袋から
ずっと電車に乗っていたこともありめちゃくちゃ寒いです。格安のトレッキング
パンツを購入しましたが恐らく3シーズン用の為、芦ヶ久保駅で用を足すと同時に
ユニクロのヒートテックタイツを装着です。同時にモンベルで一番安いレインウェア
サンダーパスジャケットも着こみます。この時点でまたしても山を舐めていた事が
発覚しました。
芦ヶ久保駅から車道を渡り丸山への登山口を目指します。最初はこんな感じで
車道を行きます。

結構きつい車道でした。この道で良いんだよな?という感じで登ります。

途中で多分武甲山が見えました・・・いつかは登りたいです。

この辺までは看板が分かりやすく、右手の木の子茶屋方面へ進みます。
(分かりにくくてすみません)

この辺からよく分からないのですが、いきなり林道に入ります。
また「この辺で熊が出没しました、熊注意」の看板がありビビった為、
林道の写真がありません。。前に2パーティ位おり、やはり鈴を付けています。。
念の為持ってきていた熊鈴(上高地のお土産ですが)を探し出し、あってラッキー
という感じで装着。お土産品ですが心強く感じます。この後うっそうとした
林道を進むと少し道が開けてきました。

というか先ほど2パーティと言いましたが、、基本人がいません!
L-Breathの冊子にも、パノラマ山歩きにも載っていたのに・・・と勝手に
思いながら引き返す訳にも行かず進みます。
そうこしていると、微々たるものですが雪が残っていました、この位ですが
ヤバイと思い始めます。よく見ると霜ですね。

林道からも眺望が良いです。

出会いのテラスという場所に出ましたが、残念ながら誰もいません。。

そしてこの後階段に雪が積もって凍っておりました。多分この時期では
本コース一番の危険ポイントかと思います。山岳会のようなパーティが
いらっしゃいましたが、ストックとそこが固い靴のようなもので登っております。
あっしはそんなものは持っていませんでしたので、コース脇のぎりぎり
地肌が出ているところを登ります。悲惨でした。。
そこは撮れませんでしたので(テンパると撮れてません・・)、その後まっすぐ
進むともう少しで展望広場という看板があります。

北斜面は雪が残っていました。後で考えればこの時期ですから・・
といったところですね。。

そうこうしている内に、異様な?建物であることで有名?な山頂広場
につき、その建物の上から写真を撮ります。
ガイドらしき人に連れられたご夫婦がおり、ガイドらしき人が「あそこが
〜山で」と仰ってました。隣で拝聴。

↓写真右下にちょこっと見えるコンクリートらしきものが、
その異様な?建物です。

眺望は最高でしたので、先日購入したバーナーを使いここらで
昼休憩にします。登っているいる時は暑く、ベースインナー+ソフトシェルでしたが
山頂は風が強く寒い為、またしてもモンベルのレインウェアを着込みました。
おにぎりと、フリーズドライのキムチスープで昼ごはんです。

そして2,30分休憩し、この後元々は丸山鉱泉旅館さんのお風呂が評判良い
ということでしたので、途中まで下山し、横瀬の方に進むつもりでしたが・・・
完全に迷いました( ̄Д ̄;; よって例の如く写真がありません。。
後で考えると、ここであっしはどうやら山頂付近の山をぐるぐる回っていたようです。

↑は山頂付近ですのでまだよかったのですが・・・あっしの失敗原因としては、
地図もコンパスも持っていなかったことです。無謀でした。。

L-Breathさんの簡単なマップは持っていましたがそれさえ見ず、実は行きの
電車の中でi-phoneのGPSが使えると思いそちらを頼りにし過ぎたのも原因です。
実際は電波が入らず現在地の不可能でした。。これは焦りましたが一応前回の
筑波山登山で懲りてましたので、登山入門書だけは読んでおきましたから
鉄則通り、元来た道に戻るを何回も繰り返し戻ります。しかし通ってきた道が
分からなくなるのは不思議ですよね。ただの方向音痴か?ぐるぐる回っていると
体力を消耗するのは本当でした。しかもi-phoneの電池もGPS使用のためどんど
減っていくという悪循環に陥ります。

そんなこんなしているうちに、何回も戻った分岐点であっしが下した決断は、
「人が行っている方に行く」という単純なものでした。
今考えると大野峠から赤谷に下るという、L-Breathさんの簡易地図にあった
ルートをなぞってましたが、それが分からず、「来た道と違う」という疑念でぐるぐる
と回ってしまったのだと思います。看板にも芦ヶ久保方面と書いてあったので、
あっしの判断ミスでしょう。大野峠に出る直前では見晴らしが素晴らしい場所が
ありました。何でもパラグライダーの出発点だそうな。。
ここで写真を撮らなかった(それどころではなかった)のは若干悔やまれます。

しかし、大野峠の所でも迷いそうになりました。ここまでくるとi-phoneの電波が
入りましたので地図を見たところ、刈場坂峠から正丸峠に下りて正丸駅を目指す
しかないのか〜時間は13:30ギリギリいけるか〜と言った気持ちになりました。
ちなみにここにはかなりでかい観光案内地図のようなものがあり、正丸峠等の
図が書いてあります。。そこでふとそのでかい観光案内の根元をみると、、、
「芦ヶ久保・赤谷方面」というちっちゃい標識があります。こりゃー見にくいです!
でかい看板がある為、まさに灯台もと暗し状態でその看板を見過ごしてました。
看板のせいにばかりして申し訳ないですがあそこは分かりずらかったです。。
まぁそもそも地図を持っていなかったあっしが悪いのですが。i-phoneのマップ
にも赤谷方面へ下る道は載っていません。
ここからは途中芦ヶ久保駅という看板がありましたし、念の為すれ違った
ご夫婦にも確認し黙々と歩きます。
しっかし誰もいません!!ちょっと不気味になってきます。
途中ガサガサという音がして熊鈴を余計に鳴らしたり、沢を渡る橋が朽ちて
いたりとしていますが、沢沿いを下っているのが分かります。その後老齢の
パーティを追い越し、赤谷の集落や車道に出た時には何とも言えない
ほっと感でしたね〜。。その後またまたi-phoneにて時刻表を見たところ、
電車が来そうなので隣の横瀬駅で温泉に浸かるべく、駅まで猛ダッシュです。
これが一番きつかったかもしれません。

温泉
またしても疲労を回復する為と体を清潔にする為、隣の横瀬駅まで電車で
行き、武甲温泉を目指します。
・武甲温泉さん
http://www.buko-onsen.co.jp/index.htm
横瀬駅から歩いて15分くらいでしょうか。道は分かりやすいです。途中に
山羊?が放し飼いになっていました。当の温泉もこれまた施設が広く、
休憩所等もあり素晴らしかったです。少し昔風の建屋が哀愁を誘いイイ感じ
でした。露天風呂も大きかったです。

装備等
(ウェア類)
・速乾性長袖ベースレイヤー
・モンベルのノマドジャケット
・ゼビオオリジナルトレッキングパンツ
・ユニクロヒートテックタイツ
・モンベルサンダーパスジャケット・パンツ
・アディダスの軽トレッキングシューズ
(ギア類)
・某メーカーザック(小さかったのですみません・・・)
・プリムス P−153バーナ
・スノーピーク トレック900
・100均のスプーン
・モンベルのヘッドランプ
・お土産でもらった上高地熊鈴
・ペットボトルのお茶一本・水一本
・タオル類
・替えの下着等
・100均の軍手
・昼食と行動食
・i-phone
という感じで前回よりは少し進歩しました。ただヤマケイやPEAKS等を
見まくってそれらしくしただけですが。。
それでも絶対に持っていなければいけないものを持っていません。危険です。

感想・注意点等
前回にて山を興味深いと思い、多少なりとも知識や装備をそろえて言った筈
でしたが、道迷いという大きな危機にあった登山となりました。コース自体は
そんなにきつく無く、眺望も素晴らしいと思いますが、土曜日にも拘わらず
ちょっと人は少なすぎかなという気もしたので、12月に単独初心者レベルは
あまりお勧めできないかなと正直思います。実際ヤマケイ1月号を読んだ
ところ道迷い遭難事故も起きているようでしたし。。
ただビギナーといいつつあっしもあっしで、地図とコンパスを持っていなかった
という致命的なミス(というより論外かもしれませんが)を起こしておりますので、
完全な自己責任です。レインウェア等は揃えましたが、地図の用意と事前の
ルート確認は必須だという事を思い知らされた登山となりました。
無事に下山できて良かったです。低山ほど遭難事故も多いという事ですので
皆さんも気をつけてください。
また低山といえども冬山です。軽アイゼンかストックが無いと厳しめな箇所も
ありました。念のため装備を万全にして臨んでください。





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